18/XII/2018


Ἀμφιάρᾱος アンフィアラーオス 2


【図像資料におけるエリフューレーEriphyle】

(アンフィアラーオスの図像資料で扱ったものを除く)

B (1-11) 首飾りを受け取るエリフューレー

1  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第2四半期。

2*  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第2四半期。(左から)Polyneikes(旅装。宝石箱から首飾りを取り出し、Eriphyleに手渡そうとする)、Eriphyle(右手を差し出して首飾りを受け取ろうとする)。二人の間に鷺。

3*  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第3四半期。(左から)Polyneikes(宝石箱から首飾りを取り出し、Eriphyleに手渡そうとする)、Eriphyle(受け取ろうかどうか迷っている様子)。

4*  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第3四半期。(左から)Polyneikes(宝石箱から首飾りを取り出し、Eriphyleに見せる)、Eriphyle(右手を差し出して首飾りを受け取ろうとする)。

5*  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第3四半期。(右から)Polyneikes(旅装。身をかがめて宝石箱から首飾りを取り出す)、Eriphyle(左手を顎に当てて考えるそぶりを見せながらも、右手を差し出して首飾りを受け取ろうとする)、侍女(右手に鏡を持つ)。

6*  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第3四半期。(左から)Polyneikes(旅装。宝石箱から首飾りを取り出す)、Eriphyle(脚部が弧状に拡がった椅子=κλισμόςに座り、足を足乗せに乗せる。右手を差し出して首飾りを受け取ろうとする)、乳母(子供を抱える)。

7  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第4四半期。

8*  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第4四半期。(右から)Eriphyle(脚部が弧状に拡がった椅子=κλισμόςに座り、右手を差し出そうとする)、

Polyneikes(旅装。宝石箱から首飾りを取り出してEriphyleに見せる)、侍女(右手に灌奠皿=phiale、左手にoinochoe)。

9*  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第4四半期。(右から)Polyneikes(旅装。宝石箱から首飾りを取り出してEriphyleに差し出す)、Eriphyle(脚部が真っ直ぐで背凭れのない椅子=δίφροςに座り、右手を差し出そうとする)。

10*  陶器画断片、Attika赤像式。前4世紀第1四半期。(左から)Polyneikes(宝石箱を開ける)、Eriphyle(椅子に座り、右手で驚きの仕種)。

11*  陶器画、Lukania初期。前5世紀第4四半期。(右から)Eriphyle(円柱によって示された家の中に立つ。背後=右に織機)、Polyneikes(旅装。宝石箱から首飾りを取り出してEriphyleに見せる)、従者。


(存疑)

16*  陶器画、Attika赤像式。前5世紀第3四半期。(左から)Polyneikesπέτασος、旅装。損傷を修復した際、宝石箱も首飾りも描かなかったが、仕種は定型)、Eriphyle(脚部が弧状に拡がった椅子=κλισμόςに座り、右手を差し出す。左手には宝石箱を持つ。足許に籠=κάλαθος)。壁に物が掛かっており、ここが室内であることが分かる。──定型とはやや異なるが、おそらくEriphyle

19*  浮彫断片。Etruria製。前530-520年頃。女一人だけが残る(右向き、右手に首飾りを持ち、左手で外衣=himationを上げる)。──ポーズとモチーフはAmphiaraos 7, 8に似ており、おそらくEriphyle


【図像資料におけるアルクマイオーン】

(アンフィアラーオスの図像資料で扱ったものを除く)

母殺し

(ギリシアの確実な遺品は1点だけ)

3*  陶器画、Attika黒像式。前6世紀第2四半期。(左から)墳丘=τύμβοςの前で、殺害されたEriphyleが横たわる。墳丘からは蛇が立ち上がる。Alkmaionは馬車に乗り込んで、現場から立ち去ろうとする。

(エトルリア)

4*  浮彫。遺灰容器。雪花石膏Alabaster。おそらくVolterra出土。前2世紀後半。(右から)Eriphyle(寝台klineAlkmaionに髪を摑まれる)、Alkmaion

Eriphyleを剣で殺そうとする)、侍女(殺される)、男(侍女を剣で殺そうとする)、屍体(床に倒れている)、死のDaimonまたはFuria(復讐の女神)。

5  浮彫。遺灰容器。Volterra出土。前2世紀後半/前1世紀初め。

6  浮彫。遺灰容器。Volterra出土。前2世紀後半/前1世紀。

7*  浮彫。遺灰容器。Volterra出土。前2世紀後半/前1世紀。(右から)Furia(松明を持つ=死を意味する)、Eriphyle(寝台klineAlkmaionに首を摑まれる)、 AlkmaionEriphyleを剣で殺そうとする)、Furia、侍女(殺される)、男(侍女を剣で殺そうとする)。

8*  浮彫。遺灰容器。おそらくVolterra出土。前2世紀後半/前1世紀。(右から)Eriphyle(寝台klineAlkmaionに髪を摑まれる)、AlkmaionEriphyleを剣で殺そうとする)、Furia(松明)、侍女(殺される)、男(侍女を剣で殺そうとする)。


(存疑。解釈が分かれる)

9*  陶器画、Attika白地黒像式。前5世紀第1四半期。(左から)男(女の腕を摑み、剣で殺そうとする)、女(逃げようとする。足許に蛇)。AlkmaionEriphyleか。

10  陶器画、Attika白地黒像式。前5世紀第1四半期。

11  陶器画、Attika赤像式。前480年頃。

12  陶器画、Attika赤像式。前440年頃。

13*  陶器画、Attika赤像式。前440-430年頃。(左から)女(祭壇の上に座り、助命を嘆願する)、男(左手に鞘、右手に剣を持ち、女を殺そうとする)。AlkmaionEriphyleか。

14  陶器画、Attika赤像式。前430-420年頃。

15*  壁画。Pompeii出土。紀元1世紀第3四半期。(左から)男(右手に剣)、女(膝まづき、左胸が露わになっている)。様々な解釈が提起されている。(1) AlkmaionEriphyle(2) AchilleusDeidameiaNeoptolemosの母)(LIMC, Achilleus 112)。(3) HippolytosPhaidra(4) OrestesKlytaimnestra

16  浮彫。遺灰容器。Chiusi製。前2世紀。

17*  浮彫。遺灰容器。Volterra出土。前1世紀。(右から)男(右に逃げようとする)、女(立つ)、女(寝台?の上で男に髪を摑まれる)、男(女を剣で殺そうとする)、男2人(左手に楯、右手で剣を構える)。決定できない。


DelphoiにおけるAlkmaion

18*  陶器画、Attika赤像式。前430年頃。(左から)若者(νεᾱνίας)、Apollon(男に月桂樹の枝を渡そうとするか)、男(左向き)、女(右向き、男と握手)、男(テルサンドロスΘερσάνδρος)。「DelphoiにおけるAlkmaion」との解釈がある。