Corpus Aerearum Statuarum Antiquarum  古代ギリシアのブロンズ彫刻



Our Research on Greek Bronze  ギリシアブロンズ研究


このページ【Greek Bronze】は、日本学術振興会科学研究費研究課題「レッジョ・カラーブリア国立博物館蔵大型ブロンズ彫刻および断片群の日伊共同研究」(基盤研究B、2011−2013年度)および「古代ギリシアのブロンズ鑄造技術──現物調査と再現制作」(基盤研究B、2016−2018年度、ともに研究代表者は羽田康一)の成果です。

 

▶過去および*現在の日本側メンバーは次の通り(参加順)。

*羽田康一 元東京藝術大学美術学部工藝科鑄金/国際基督教大学/Università degli Studi di Messina, Dipartimento della Civiltà Antiche e Moderne

橋本明夫 元東京藝術大学美術学部工藝科鑄金(故人)

赤沼潔 東京藝術大学美術学部工藝科鑄金

後藤信夫 ブロンズ彫刻家/日本鑄金家協会前会長

小椋聡子 東京藝術大学美術学部工藝科鑄金

黒川弘毅 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科

長谷川克義 長岡造形大学造形学部

*松本隆 武蔵野美術大学造形学部共通彫塑

*桐野文良 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学科

北郷悟 東京藝術大学美術学部彫刻科

谷岡靖則 東京藝術大学美術学部工藝科鑄金

佐治真理子 元東京藝術大学美術学部工藝科鑄金

清水剛 清水美術鑄造所=アルテキャスト

藤崎悠子 慶應義塾大学大学院美術研究科

三枝一将 東京藝術大学美術学部

三船温尚 富山大学芸術文化学部

長柄毅一 富山大学芸術文化学部

飯塚義之 臺湾臺北中央研究院地球科学研究所

*島剛 茨城大学教育学部

 

▶イタリア側協力者は次の通り。

Paolo Moreno, ex-Professore, Università degli Studi di Roma Tre

Edilberto Formigli, ex-Restauratore, Istituto Centrale di Conservazione e Restauro di Roma

Simonetta Bonomi, ex-Soprintendente, Beni Culturali di Calabria

Pasquale Dapoto, ex-Direttore, Istituto di Restauro di Calabria

Giorgio Nuccio Schepis, Restauratore, Istituto di Restauro di Calabria

Claudio Miggiano, ex-Restauratore, Istituto di Restauro di Calabria

Paola Donati, Restauratrice, Istituto Superiore per la Conservazione e il Restauro di Roma (deceduta)

Gerardo De Canio, Ingegnere, ENEA, Casaccia, Roma

*Daniele Castrizio, Professore, Università degli Studi di Messina, Dipartimento della Civiltà Antiche e Moderne

*Elena Caliri, Professoressa, Università degli Studi di Messina, Dipartimento della Civiltà Antiche e Moderne

*Mariangela Puglisi, Professoressa, Università degli Studi di Messina, Dipartimento della Civiltà Antiche e Moderne

*Carmelo Malacrino, Direttore, Museo Archeologico Nazionale di Reggio Calabria

*Massimo Vidale, Professore, Università di Padova

*Giovanni Buccolieri, Professore, Università di Salento


Notes  凡例


(1) 本ページは、過去に私が発表した二つの書物を踏まえている。『古代地中海世界の大型ブロンズ彫刻──制作技術と意味内容』(200311月提出、東京大学博士論文)と『古代ギリシアのブロンズ彫刻──総合的推論のために』(20085月刊、東信堂世界美術双書)。そこで提示した知識と考察を、その後10年に亙る現物調査と再現実験の経験の中で得られた知見によって、大幅に書き換えるものである。

 

(2) 本サイトで取り上げる大型ブロンズ彫刻の名称は[ ]で囲み、他の絵画・彫刻作品と区別する。名称は原則として[出土地名(現代名、古代名)+名称]。例:[マフディアのエロース]。出土地が不明の場合は現所在地。例:[ゲッティのヘルメース柱]。

(3) ブロンズ作品の配列は、原則として現所在地名のアルファベット順+所蔵番号順とする。例:[リアーチェの戦士A[R-1.2]。これはReggio Calabriaにあり、従って[R]に分類され、その属する一括出土ブロンズの所蔵番号が1番目であり、そのうちの2番目の作品であること、を示す。但し作品番号は、扱う作品の増減によって変化するので、本文中では[Reggio]とだけ記す。

 

(4) ギリシア語のカタカナ書きは原語との照合を重視する。原則を略記すれば、長音は忠実に表記し(デーメートリオス・ポリオルケーテース)、faはパでなくファと書き(アフロディーテー)、二重子音の前には「ッ」を入れる(アポッローン)。長短が必ずしも正確に写されていない場合があるのは筆者の不注意ないし無知に他ならない。気づいたものから正していきたい。

(5) ギリシアの地名(発見地など)は、古代との連続性を重視して、原則として古代式の発音で転記する。現代ギリシア人の名(研究者など)は現代の発音で記す。

 

(6) 掲載画像は基本的に研究グループのメンバーが撮影・制作したもので、右下隅などに著作権表示を入れている。

(7) それ以外のものについては、出典を画像のキャプションに記入しておくので、クリックすると確認できる。

 

(8) 文献表は2種類用意している。【文献表 Bibliography】には主として制作技術に関するものを、各作品の【作品詳細 Details】末尾の「個別文献表」には主にその作品に関するものをまとめた。当然、重なる文献は多い。