· 

Piaris

 

萩尾望都『ピアリス』初出 1994、単行本 2017、未完

 

・宇宙が舞台のためか SF 小説に分類される。

・背景は戦争難民。テーマは時間。ピアリス=過去視、ユーロ=未来視。記憶、予言、夢。

・モチーフ、イマージュを共有する作品として『スター・レッド』1978-79『残酷な神が支配する』1992-2001『バルバラ異界』2002-05 などを数えることができる。

・神官の家に生まれた双子という設定は、女主人公がデルフォイの神官の養女となる『アイティオピアー物語 Aithiopika: Kallikleia kai Theagenēs』を連想させる。夢などの要素。

・ユーロの過ごす修道院の外に広がる自然、羊と山羊たちは『ダフニスとクロエー Daphnis kai Khloē』を想起させる。少年少女という人物設定。

 

萩尾作品の書誌は下記サイトが便利。